検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 13 件中 1件目~13件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

イオン注入を用いたSiC半導体の電気特性制御

伊藤 久義; 大島 武; 吉川 正人; 梨山 勇; T.Troffer*; G.Pensl*

Ionics, 24, p.45 - 52, 1998/07

イオン注入を利用した炭化珪素(SiC)半導体の電気伝導制御技術の開発を目的に、六方晶SiC単結晶にドナー不純物としてリン(P)、アクセプター不純物としてアルミニウム(Al)、ホウ素(B)のイオン注入を実施し、注入層の電気特性の評価を行った。注入P原子の電気的活性化に対する注入温度依存性を注入P濃度を変化させて調べた結果、低抵抗層形成に要する高濃度ドーピングには高温注入が有効であることを見い出した。またAlまたはBに加えてCまたはSiの共注入を行い、電気特性変化を調べた結果、C共注入によりP型電気特性を改善できることが明らかになった。さらに、高温窒素(N)イオン注入を用いてnチャンネルエンハンスメント型MOSFET(金属・酸化膜・半導体電界効果トランジスタ)を試作した

論文

イオンによる環境応答性多孔膜の作製

大道 英樹; 吉田 勝; 浅野 雅春; 片貝 良一*; Spohr, R.*; Vetter, J.*

Ionics, 22(SUPPL.1), p.27 - 32, 1996/06

温度、pH、電場などの環境条件を変化させたとき、その変化量に対応して孔を開閉することのできる機能性フィルターを開発する目的で、イオンビームをポリマーフィルムに照射し、次いで高分子ゲルを化学結合させた。まず核飛跡検出器として知られるCR-39フィルムに各種イオンビームを照射し、円筒状の孔を形成する条件を調べた。その結果、核子あたり10MeV程度のエネルギーの鉛、ウラン、キセノンなどの重イオンを用いれば限定エネルギー移動量が10$$^{4}$$MeV・cm$$^{2}$$/g以上となり、所期の目的を達成できた。次に、重合して高分子ゲルとなるモノマーを$$gamma$$線照射により孔の壁の部分で重合させ、孔に2重円筒状にゲル部分を結合させた。その結果、ゲルの相転移温度を挟んで外部温度を上下させることにより、ゲルが膨潤・収縮して孔の開閉状態が制御されることがわかった。さらに、このフィルータの応用についても触れた。

論文

PET-2 植物代謝研究への利用

久米 民和

理研シンポジウム 加速器を用いた陽電子利用技術の展開, 0, p.19 - 22, 1996/00

ポジトロン・イメージング装置の植物生体機能解明研究への応用について紹介する。ポジトロン放出核種は生体外から非破壊で計測可能であり、生きたままの状態での生体機能の計測に有効である。原研に設置したポジトロン・イメージング装置の特徴を紹介するとともに、植物への応用例について述べる。$$^{18}$$F-水や$$^{22}$$Naを用いた実験では、切りバラの照射による障害と糖による回復効果に対応した移行変化が示された。$$^{13}$$NO$$_{3}$$,$$^{11}$$CO$$_{2}$$及び$$^{11}$$C-メチオニンを用いた実験では、短時間におこる植物体内での吸収、移行、代謝に関して得られた結果について述べる。これまでに、$$^{11}$$C-メチオニンを用いた実験などで、茎と根の間に集積場所があり、そこから若い葉に再分配されていることを示す画像が得られている。

口頭

高強度パルス中性子で見えてくるナノ領域の全局所構造

社本 真一

no journal, , 

本理研シンポジウムは理化学研究所高木磁性研究室により主催される。今後、J-PARCの物質・生命科学実験施設に建設される大強度パルス中性子散乱装置においては、高強度ゆえにナノ領域の全局所構造解析が可能となる。これまでの米国のパルス中性子散乱施設を利用して得られた実験結果を例として取り上げながら、その可能性について解説する。

口頭

コリニア・レーザー分光による核モーメントの研究

飯村 秀紀

no journal, , 

放射性La同位体の原子スペクトルの超微細構造を、コリニア・レーザー分光の手法を用いて高精度で測定した。超微細構造定数から、これらの原子核の基底状態の電磁モーメントを決定した。得られたモーメントをニルソン模型と比較してみたところ、$$^{131}$$Laでは四重極モーメントが実験値と大きく異なることがわかった。Woods-Saxonポテンシャルを用いたポテンシャルエネルギーの計算によれば、質量数が130近傍のLa同位体は原子核の形状が極めて非軸対称であると理論的に予測されている。ニルソン模型では軸対称変形が仮定されているので、この模型と実験値との不一致は原子核の非軸対称変形に起因している可能性がある。また、$$^{139}$$Laと$$^{138}$$Laで観測された超微細構造異常についても議論する。

口頭

魔法数の消滅と核モーメント

宇都野 穣; 大塚 孝治*; 水崎 高浩*; 本間 道雄*

no journal, , 

不安定核研究では、これまで中間エネルギー領域の速いビームを用いた研究が盛んに行われてきたが、低エネルギービームを用いると、核モーメントなどより詳細な物理量が得られる。このシンポジウムは、低速ビームを用いることによりどのような新たな物理的描像が得られるかを議論する目的で開かれたものである。発表者は理論的な立場から、以下のように低エネルギービームを用いた不安定核物理の重要性について講演する。中性子数20領域の不安定核において魔法数が消滅するという現象は、偶偶核においては第一励起状態の励起エネルギーや電磁遷移確率の実験から中間エネルギービームを用いた実験によりかなりよくわかってきたが、奇核や奇奇核においてはそれらの分光学的情報は極めて少なく、また偶偶核ほど直接的に実験データを解釈できるものではなかったため、必ずしもよく理解されてはいなかった。しかし、奇核や奇奇核はちょうど魔法数が消滅する境界線上に位置し、その境界を正確に決めることは魔法数消滅という現象自体の理解のみならず、そのメカニズムの理解という観点からも重要である。発表者は、核モーメントの実験データと大規模殻模型計算との比較により、ナトリウム同位体において魔法数の消滅する領域を与えることに初めて成功したが、そのことが不安定核の殻構造の理解に重要であること、また、アルミニウムなどまだ魔法数が消滅するかどうか定まっていない同位体については何を測定すれば魔法数の消滅が理解できるかについて展望を与える。

口頭

加速レンズを用いたkeV領域ガスイオンナノビーム生成

石井 保行

no journal, , 

従来keV領域のイオンナノビームは液体金属イオン源を用いた集束イオンビーム装置(Focused Ion Beam)により形成されてきた。これにより形成されるGaイオン等の金属ナノビームは高いスパッタリング効果を有するため、ナノ微細加工に適しているが、物質中に残留するため、不純物残留の問題があるとともに、非破壊での微量分析には不向きである。原子力機構ではこれらの、問題の解決方法の一つとしてガスイオンを使用したkeV領域イオンナノビーム形成技術の研究開発形成を行っている。発表では、このために独自開発したデュオプラズマトロンタイプのプラズマ型イオン源とこれに適合する静電場の集束・加速効果を利用した加速レンズ系を組合せたkeV領域ガスイオンナノビームの形成装置の概要と、この装置におけるナノビーム形成の現状と展望を報告する。さらにこの応用への展開として、重イオンによる物質表面の加工、及び軽イオンによる非破壊物質表面の微量元素分析の研究に関しても言及する。

口頭

MeV以上の高エネルギーイオンマイクロビーム形成とその利用

神谷 富裕

no journal, , 

原子力機構高崎量子応用研究所ではイオン照射研究施設TIARAにおいてイオンビームのターゲットでのスポットサイズと照射位置精度を直径1$$mu$$mレベルあるいはそれ以下に制御できるイオンマイクロビーム技術の開発を進めてきた。これまでに軽イオン,重イオン,高エネルギー重イオン(コリメート方式及び集束方式)の4基のマイクロビーム装置を製作し、これらの上に局所微量元素分析,材料微細加工、及びシングルイオンヒット技術等、ミクロンレベルの高精度ビーム制御技術を確立して、機構内外の研究者との協力により生物医学,環境科学,材料科学,半導体及び生物細胞へのイオン照射効果などの応用研究を展開している。本発表では、TIARAにおけるこれまでのマイクロビーム形成,これに付随するマイクロビーム分析及びシングルイオンヒット等の技術開発、及びこれらの技術を利用した応用研究について概観する。

口頭

小型放射光源を用いた波長0.7$$sim$$25nm領域の反射率/回折効率測定

今園 孝志; 佐野 一雄*; 鈴木 庸氏; 河内 哲哉; 小池 雅人

no journal, , 

日本原子力研究所光量子科学研究センター(現原子力機構光量子科学研究ユニット)では、多層膜鏡や回折格子等の軟X線光学素子の研究開発を平成9年度より開始し、平成12年3月には、島津製作所生産技術研究所及び同基盤技術研究所との共同研究により、立命館大学SRセンターの超小型SR光源AURORAのBL-11に軟X線光学素子評価システムを設置し、運用を開始した。本システムの特徴は、分光器として2偏角を持つMonk-Gillieson(MG)型不等間隔溝平面回折格子分光器と、波長走査方式にSurface Normal Rotationを採用したMG型円錐回折平面回折格子分光器の複合型分光器であることである。下流にある反射率計には高精度2軸ゴニオメータが搭載されており、0.7$$sim$$25nmの幅広い波長域に対する軟X線光学素子の反射率・回折効率の波長特性等を詳細に評価することが可能である。また、平成20年度からは本システムの最下流部に軟X線偏光解析装置(SXPE)を増設し、偏光素子の研究開発ができるように高度化された。本文では軟X線光学素子評価システム及びSXPEの紹介とこれまでの研究成果の一部について述べる。

口頭

生物間で共通する機能未知必須遺伝子${it gcp}$の遺伝学的解析

北原 一正*; 小野寺 威文; 星野 貴行*; 鳴海 一成; 中村 顕*

no journal, , 

O-sialoglycoprotein endopeptidase(Gcp)は、糖タンパク質を特異的に分解する分泌型プロテアーゼとして、最初に動物病原菌で発見された。Gcpのオルソログは、真核生物・古細菌・バクテリアを問わず、ゲノム配列が決定されたほとんどすべての生物で高度に保存されている。さらに興味深いことに、同遺伝子は大腸菌や枯草菌,酵母といったモデル微生物では生育に必須であることが明らかになっている。われわれは高度好熱菌${it Thermus thermophilus}$ HB27株のGcpオルソログをコードするTTC0888(${it Ttgcp}$)遺伝子破壊株と、放射線抵抗性細菌${it Deinococcus radiodurans}$ R1株のGcpオルソログをコードするDR0382(${it Drgcp}$)の取得に成功した。${it Ttgcp}$遺伝子破壊株は、過酸化水素とDNAアルキル化剤であるニトロソグアニジンに対して感受性を示した。一方、${it Drgcp}$遺伝子破壊株はUVやDNAに架橋を形成するマイトマイシンCに対して感受性を示した。${it T. thermophilus}$${it D. radiodurans}$はいずれもGcpオルソログを破壊でき、その表現型は異なる部分があるが、いずれもDNA修復系との関与が示唆された。今後は、各酵素の活性や相互作用について詳細な解析を行っていく予定である。

口頭

JAEAでの中性子利用研究について

社本 真一

no journal, , 

原子力機構における中性子実験施設に関する東日本大震災の報告を行うとともに、量子ビーム応用研究部門東海地区の活動報告を行う。

口頭

中性子回折法による材料工学研究と小型中性子源RANSへの期待

鈴木 裕士

no journal, , 

中性子回折法は、中性子線の優れた透過能を生かすことで、数センチメートルオーダーの材料深部の応力・ひずみを非破壊で測定できる唯一の測定技術として知られている。また、回折プロファイルの変化を解析することにより、ミクロひずみや集合組織、転位密度等のミクロ組織因子を定量的に評価することが可能である。本講演では、中性子回折法により得られる組織・力学情報に関して簡単に紹介するとともに、これまでの研究例を通して、材料工学研究における中性子回折法の役割と、本分野における小型中性子源RANSへの期待について述べる。

口頭

鉄鋼材料の集合組織測定研究に関する大型中性子施設とRIKEN小型中性子源の連携

徐 平光; 高村 正人*; 池田 義雅*; 角田 龍之介*; 高橋 進*; 箱山 智之*; 岩本 ちひろ*; 大竹 淑恵*; 鈴木 裕士

no journal, , 

自動車の軽量化のために使用されている高張力薄鋼板は、プレス成形による加工性が低いことから、生産不良が多い。そのため、プレス成形性を向上させる手段の一つとして、鋼材の集合組織制御に期待が寄せられている。実用に供される金属材料の微視組織は不均一な集合組織を有している。圧延板の加工性など金属材料のマクロな特性を議論する際には、金属材料のバルク平均の集合組織を考慮することが適切だと考えられる。中性子線を用いた集合組織測定は、高い透過性と大きなゲージ体積という特徴を生かして、加工性に直結する金属材料のバルク平均情報を容易に測定することができる。しかしながら、日本国内に限らず、世界中には、集合組織が測定できる中性子回折装置が極めて少ない。そこで、我々は研究用原子炉施設(JRR-3)の定常中性子源と大強度陽子加速器施設(J-PARC)のパルス中性子源を用いた集合組織測定技術を確立し、世界トップレベルの測定精度を有する集合組織測定装置を開発した。近年、中性子評価技術をより広く普及するため、理化学研究所が"いつでも、どこでも、手軽に利用できる"をキャッチフレーズとした小型中性子源(RANS)の開発を進めており、我々がこれまでに培ってきたノウハウを最大限に生かして、RANSを用いた粉末回折技術や集合組織測定技術の開発に挑戦してきた。本発表では、JRR-3, J-PARCおよびRANSで開発した鉄鋼材料の集合組織測定技術を簡単に紹介するとともに、中性子回折による集合組織測定研究に関して大型中性子施設と小型中性子源との連携案について議論する。

13 件中 1件目~13件目を表示
  • 1